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木造界の救世主?木材の近未来をお勉強。

2019.12.5 木曜日

 

こんにちは。葵建設工業です。

「小雪」(しょうせつ)を過ぎて、気温もぐぐっと

下がってきましたね。

皆様、冬支度はもう万全ですか???

 

さて、今日は、こんな寒さにも負けずに

現場が大好きな当社の20代、30代の若手社員の

勉強会を少し、ご紹介いたします。

 

当社では、毎月1回、若手社員達が集まって、

自分達の技術や知識を深めようと、

勉強会を行っております。

毎月、メンバーの中からリーダーを決めて、

そのリーダーがその時に学びたいテーマと、

講師(主に社内の先輩)を自由に決められるのが

特徴です。

 

そして、先月の勉強会は、最近、ニュースや新聞で

目にすることも増えている、木造の新しい工法、

『CLT』について。

今回は、一般社団法人 日本CLT協会が運営する

『つくばCLT実験棟』にお邪魔しての勉強会となりました。

 

clt-7

 

CLTとはCross Laminated Timberの略称だそうで、

板(ひき板)数枚を、繊維方向が直交するように

積層接着した木質系材料のことです。

下の写真で、おわかりになりますか??

 

clt-3

 

clt-6

 

このCLTは、1995年頃からオーストリアを中心に、

イギリスやスイス、イタリアなど欧米で様々な建築物に

利用されているそう。

海外では既にCLTを使った高層建築が建てられるなど、

CLTの利用は、各国で急速な伸びを見せていて、

特に、木材特有の断熱性と壁式構造の特性をいかして

戸建て住宅の他、中層建築物の共同住宅、高齢者福祉施設の

居住部分、ホテルの客室などに用いられているそうです。

 

 

clt-1

 

勉強会に参加した若手社員達にきいてみたところ、

木材は、表層はある程度燃えてしまうと、その内側は

実はもの凄い耐火性を秘めているので、

鉄(ある一定の温度まで達してしまうと、一気に

溶けてしまう)と比べても実は耐火性にもすぐれていたり、

CLTは、コンクリートの建物の重量とくらべたら

1/3~1/2、なので、軽い分、大きな地震にも

強いとのことです(耐震性も優れている)。

(部材の接合は、CLT専用の金物を使用)

 

また、CLT工法なら最大で幅3m×長さ12mまでの

大きな面としてCLT材を使用できて、

厚みも90,150、210mmと多様なため、

CLTの部材自体が柱や梁の役目も果たし得るため、

これまでの木造に比べて、

飛躍的に大きな空間を造ることが可能だそうです!!

 

木造で大きな建物が建てられることが、そんなにすごいの?

と、ピンとこない方もいらっしゃるかもしれませんが、

コンクリート造や鉄骨造で造るしかなかった比較的大きな

空間造りに、木造という選択肢が加わり始めたんですよ!

 

また、色や、木の種類も選べるそうです。

 

clt-9

 

 

CLTパネルは工場でプレカットされるので、

躯体施工の工期もが1/2~1/3まで短縮できるため、

施工監督目線の当社の若者から見ても、

施工の手間や工期、様々な面から見ても、

とても魅力的な工法だそうです。

 

勉強に出かけた若手社員は、チャンスがあればCLT工法を

使った建物を監督してみたい!と語っておりました。

 

日本では、杉が有名な高知県や岡山県で、既にMAPができる

ほど、CLTを取り入れた建物が竣工しているそうです。

CLTは森林資源の有効な活用法としても注目されています。

そういった意味で、CLTの普及は、

省CO2型ともいえるそうですよ。

 

clt-2

 

と、いうことで、当社の若手社員達は、日々進化する

建築技術を学びながら、仕事に取り組んでおります!

また地元の茨城に、このような実験棟があることも、

大変ありがたいことだな、と感じます。

つくば実験棟の皆様、この度はお世話になりました!

 

CLT工法は、木の表面をそのまま見せて使用できるので、

木目や木の肌触りを感じる心地のいい空間も

実現可能。

木造に馴染みの深い私たちが住んでいる日本では、

受け入れられやすいのではないでしょうか。

 

水戸の街中でも、近い将来、普及するといいですね!

 

(CLTについては、詳細はコチラより抜粋。)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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